リモワのアイコンといえばグルーヴ加工です。
リモワは、スマートなデザインや高い品質も魅力ではあるものの、その最大の魅力は、グルーヴ加工に尽きるといえるでしょう。
そこで今回は、リモワのスーツケースの特徴であるグルーヴ加工にフォーカスしてお話しします。
・そもそもリモワのグルーヴ加工とは?
グルーヴ加工のグルーブとは開先(かいさき)と呼ばれるもので、もともと金属加工などで鋼管と管継手の端部を突き合せた際にできる「溝」を言います。
その溝と同じく、リモワのグルーヴ加工もスーツケースに施した美しい「溝」を指します。
このように工業的なイメージを持つグルーヴですが、ご存知のように音楽でもグルーヴは存在します。
こちらはアナログレコードの規則正しい溝を指し、そこから波、うねりのイメージ、ジャズ、ファンク、ソウル、R&Bなどブラックミュージックの音楽・演奏に関する表現へと昇華しました。
このようにリモワのグルーヴ加工も単に素材への加工を施したというだけでなく、芸術的なイメージも持たせたアイコニックなデザインとして発展させているのです。
・単にデザインだけの理由でない!リモワのグルーヴ加工
リモワのスーツケースはは単にシンプルなデザイン、高い品質だけが売りではありません。
実際ジュラルミンを使用し、ビルから落としても中身が無傷という堅牢さも持ち合わせています。
この堅牢さにもグルーヴ加工は貢献しているといえるでしょう。
凹凸の加工によって衝撃が分散され、それが中身の保護へとつながっているのです。
確かにリモワの他の製品には、単にデザインとしてのグルーヴを施したものも存在します。
しかし、スーツケースに限っては、一定の機能面にもグルーヴ加工が貢献していることは確かです。
・まとめ
グルーヴ加工は、リモワのブランドの象徴です。
特に同ブランドのスーツケースに限っては、グルーヴ加工こそがリモワといっても過言ではありません。
機能面にも貢献しているグルーヴ加工に注目して、リモワのスーツケースを選んでみましょう。